前回、「そんなに乗り気なわけでも無いけど券あるし?行けたら行く」みたいな感じで書いた握手会に行きましたよ。
自分は思春期の捻くれが抜けないまま中年になってしまったような人間なので「せっかく券あるし、暇だし(年に数度会うくらいになってしまった友達の誘いを断っているのに!)」みたいなスタンスで会場に向かったのですが、結果的には結構な満足感を得て会場を後にすることになりました。
完全にパーソナルな話になりますが、アイドルのファン活動として「応援」という言葉がよく使われがちですが自分は応援ではなく対象の人生を消費しているという認識なのでステージと自分の距離が遠ければ遠いほど良いと思っています。コミュニケーションはステージ上と客席とのコール&レスポンスだけあればいい。自分はそれにすら参加しないことも多いけど。
ハロー!プロジェクトのファンだった頃も何度か握手会には参加したけど、人間ベルトコンベア!って感じの高速回転のものばかりだったので、○○と握手した!ってスタンプをカードに押すような感覚だったんですよね。
(ハローと関係あるようなないような話ですが、あんなことが起こる直前のEE JUMPの握手会に行ったこともあってユウキのやる気のなさだけが印象に残っています。まさかあの手で銅線を盗んでしまうとは・・・)
今回もそんな感じでスタンプブック充実させるか!くらいの気持ちで参加したわけですよ。
いつも水分補給のためにお粥を食べていましたが、ペットボトルの試飲の効率の良さに驚いています
— ミスター監視社会 (@MrSurveillance) 2018年10月7日
(入場時のボディチェックの際に持っているペットボトルを飲んでみせる儀式があると聞いていたのでそのためにペットボトルを買いました)
10月は思えない暑さの中1時間強並んで入場、即目当てのメンバーの待機列へ。
「初めて来ました」
「そうなんだー。誰推しですか?」
「◯◯ちゃん推しです」
「ありがとー。やったー。お名前はなんですか?」
「(脳が処理しきれず一瞬フリーズしつつ)◯◯です」
コミュニケーションが発生したショックと高揚感、自分の状態を俯瞰してみたときの滑稽さなどが相まってよく分からない表情を浮かべてブースを後にすることになるのでした。
握手をする権利が発生する券を自分は4枚持っていて、1枚は午前中のミニライブ観覧、もう1枚をこの握手で使用してまだ2枚残っており時間もまだ余裕があったのですが、「これ以上並びたくない」「これ以上コミュニケーションが発生したら脳がバグってしまうのでは?」と考えてそのまま会場を後にすることにしました。
アイドルの握手会に行ったら人生観が変わった!とかそういう話でもなくコミュニケーションが発生したらわけがわからなくなったというとても中年男性が言ってるとは思えない上に気持ち悪い内容なのだがご容赦頂きたい。次も行くか?と問われたらまあ分かんないけど行くんじゃないかなー。
握手会の後は幕張から横浜に移動してTHE IDOLM@STER MR ST@GE!!双海亜美・真美主演回を観覧。こちらも非常に楽しく感慨深いステージだったわけだけれどそれについては気が向いたら。