欅共和国2019を見に行った

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7月5日に富士急ハイランドコニファーフォレストで行われた欅坂46の野外ライブ、「欅共和国2019」を見に行ってきました。(共和国とは?)
富士急ハイランド、とにかく交通の弁が悪いので帰りの足は確実に確保しておきたいと思って公式のバスツアーを利用しました。
バスの車内がアッパーな雰囲気だったら嫌だな…と思っていたのだけれど出発から到着まで車内はほぼ無言で、何の問題もなく富士急ハイランドに到着しました。開演5時間前に。

遊園地、基本的に中年ひとりで来るようにできてないじゃないですか。アトラクションの待ち時間は短めだったけど当然乗る気分でもないので目的もなく園内をウロウロ。園内の至る箇所に欅坂46のメンバーのパネルが置かれており、QRコードを使用したスタンプラリーができるようになっていたのでそれを集めることにしました。

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わたしの「推しメン」のパネルです

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この時点ではまだ活動再開のアナウンスがなかった原田葵さん。ネタバレやめてください!


当然ながら自分と同様に暇を持て余してる人間やパネルのコンプリートに本気の人間が多く、特に人気メンバーのパネルには行列ができており、印刷物に並びたくないという気持ちが強くなりスタンプラリーは早々にリタイアしました。

平日で園内には欅坂46のファンと外国人観光客くらいしかおらず、この日富士急ハイランドにできていた一番長い行列は平手友梨奈の印刷物だったと思われます。(日曜日は3時間くらい並んでたらしいよ!)

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半分くらいのメンバーのパネルの写真しか撮っておらず、早い段階で飽きたことがわかる

ベンチに座ってスマホ見てた時間のことを書いても仕方ないので開場後の話をします。

注意事項に「コンサートの演出上、たくさんの水に濡れる可能性、また汚れる可能性が大いにあります。」って書かれているようなライブなのでTシャツ7分丈パンツにサンダルという格好だったんですけど天気も悪く開演が近づくにつれてどんどん寒くなり、「念のため」みたいな感じで道すがらにコンビニで買ったレインコートが防寒着として役に立ちました。ライブ中に想像を遥かに越える量の水を浴びせられることになったので (前年比5倍とか書いてあった)完全に正解でしたが…

ステージは少し見辛いものの、目の前に花道が配置されており、いろんなメンバーが目の前を通る満足感の高い席でした。「ステージと客席の距離は遠ければ遠いほどいい」みたいなことを言ってますが(比喩ですよ!)近くで見れたらやっぱり嬉しいですね……

 あと会場内に7箇所くらいメンバーが登って水や泡を撒いたりするための櫓が建てられており、そこから発射される水が思いっきりかかる席でもあったので気温20度にも満たない中アイドルの方に水をかけていただくという大変ありがたい経験をすることができました。

隣の席の知らない人が開演前の様子を見るに完全に風邪をひいている状態だったので少しだけ心配になりましたが、なんか楽しそうに見えたので気にしないようにしました。その後亡くなられたそうです。

 

ライブ終了後は荷物を包んでたポリ袋とレインコートをゴミ箱に突っ込んでツアーバスに乗って東京までスムーズに帰ることができました。自家用車で来るのが一番楽なんだろうなーと思うのですが車どころか運転免許も、一緒に来るような友達もいないので…

 

悪天候低気温でもめちゃくちゃ楽しかったのでザ・夏!って感じの気候ならさらに楽しかったのだろうと思うし、真夏日だったという去年行っときゃ良かったなーと深く思いましたとさ。

 

2018年オブイヤー’18

今年の私的ベストゲームとか私的ベストアルバムとか書こうと思ったんですが、今年はゲームもそんなに遊べてないし音楽もあまり聴けてないのでやめました。今年一番聴いたアルバムは2017年リリースの欅坂46のアルバムです。

フェスの類にも行っていないしライブ見たのも電気グルーヴスチャダラパー小沢健二とザ・90年代という感じで確実に老化の波が来ておりますね(毎年言ってる)。
アイドルマスター関連のライブも全然チケット運が無く、現地で見たのは3月のシンデレラガールズ劇場のイベントとシンデレラガールズ6thのメットライフドーム公演のみでした。

下半期に入ったあたりで急にアイドルファンのモードになって握手会に行ったりしてみたんだけど、このモードはまだしばらく続くかなーといった感じ。オタク仲間みたいなのを作るわけでも無くTwitterなんかでアウトプットするわけでも無く自己完結してるんだけど割と楽しいです。

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ファン活動の一つ「ソーシャルゲームを滅茶苦茶やってみる」の様子


このゲーム、イベントの上位に入ると物理報酬があって、このイベントの賞品はクリスマスカードで、TOP3は直筆サイン入りになるんですけど逆にいうと4位以下にはただの紙が送られてくるだけなんですよね…「発送は2019年上旬を予定しています」とか書かれていたので忘れた頃に我が家にクリスマスカードが送られてきます。嬉しいですね。

十数年ぶりにアイドルの握手会に行った

前回、「そんなに乗り気なわけでも無いけど券あるし?行けたら行く」みたいな感じで書いた握手会に行きましたよ。

やる気満々の様子

自分は思春期の捻くれが抜けないまま中年になってしまったような人間なので「せっかく券あるし、暇だし(年に数度会うくらいになってしまった友達の誘いを断っているのに!)」みたいなスタンスで会場に向かったのですが、結果的には結構な満足感を得て会場を後にすることになりました。

 

完全にパーソナルな話になりますが、アイドルのファン活動として「応援」という言葉がよく使われがちですが自分は応援ではなく対象の人生を消費しているという認識なのでステージと自分の距離が遠ければ遠いほど良いと思っています。コミュニケーションはステージ上と客席とのコール&レスポンスだけあればいい。自分はそれにすら参加しないことも多いけど。
ハロー!プロジェクトのファンだった頃も何度か握手会には参加したけど、人間ベルトコンベア!って感じの高速回転のものばかりだったので、○○と握手した!ってスタンプをカードに押すような感覚だったんですよね。
(ハローと関係あるようなないような話ですが、あんなことが起こる直前のEE JUMPの握手会に行ったこともあってユウキのやる気のなさだけが印象に残っています。まさかあの手で銅線を盗んでしまうとは・・・)
今回もそんな感じでスタンプブック充実させるか!くらいの気持ちで参加したわけですよ。

 

 (入場時のボディチェックの際に持っているペットボトルを飲んでみせる儀式があると聞いていたのでそのためにペットボトルを買いました)

 

 10月は思えない暑さの中1時間強並んで入場、即目当てのメンバーの待機列へ。

「初めて来ました」

「そうなんだー。誰推しですか?」

「◯◯ちゃん推しです」

「ありがとー。やったー。お名前はなんですか?」

「(脳が処理しきれず一瞬フリーズしつつ)◯◯です」

コミュニケーションが発生したショックと高揚感、自分の状態を俯瞰してみたときの滑稽さなどが相まってよく分からない表情を浮かべてブースを後にすることになるのでした。

 

握手をする権利が発生する券を自分は4枚持っていて、1枚は午前中のミニライブ観覧、もう1枚をこの握手で使用してまだ2枚残っており時間もまだ余裕があったのですが、「これ以上並びたくない」「これ以上コミュニケーションが発生したら脳がバグってしまうのでは?」と考えてそのまま会場を後にすることにしました。

アイドルの握手会に行ったら人生観が変わった!とかそういう話でもなくコミュニケーションが発生したらわけがわからなくなったというとても中年男性が言ってるとは思えない上に気持ち悪い内容なのだがご容赦頂きたい。次も行くか?と問われたらまあ分かんないけど行くんじゃないかなー。

握手会の後は幕張から横浜に移動してTHE IDOLM@STER MR ST@GE!!双海亜美・真美主演回を観覧。こちらも非常に楽しく感慨深いステージだったわけだけれどそれについては気が向いたら。

気づいたら本当に2018年になっていた

ここ3ヶ月くらいゲームを遊びながらアイドル番組を連続視聴していたのですがメンバーの名前を覚えた辺りからどんどん好きになってきました。十数年前も天空のレストランハロープロジェクトバージョンを遊んでメンバーの名前を覚えた辺りからハロプロにはまっていったので、名前を覚えることに快感を覚えているのかもしれません。
「最近完全にファンになってるけどまあ握手会とかそういう感じではないよね」って話をしてたんだけど、CD買ったら付いてきましたね。券。4枚。念のために日程確認したら夜にTHE IDOLM@STER MR ST@GE!!を見に行く日だったけど開演20:00だから幕張→横浜の移動時間考えても余裕はあるだろうし、アイドルの握手会行った後にアイドルゲームの立体映像ライブ見に行くのエピソードとしてはそれなりに完成するじゃないですか。まあ当日急激に面倒になって行かない可能性は多分にありますが・・・
あとアイドルファンのメンタリティが苦手というかオタクのメンタリティが苦手という話になっちゃうんですけど、そういう事をずっと言ってるから友達がおらず、この前コミケ後に友達と酒を飲んだときに「友達がいなさすぎて久しぶりに人とガッツリ話した」みたいな感想が出てしまった。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story 神戸公演 -Starlight Castle-

先週末はTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story 神戸公演 -Starlight Castle-のライブビューイングを見に行きました。
今回は両日とも新宿バルト9(奇しくも多田李衣菜役の青木瑠璃子さんの初主演作の役名とまったく同じ名前ですね!)で見たのですが、シアター3つを使っての上映なこともあって開演前にはロビーにオタクが大集合していたのが怖かったですね。

アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージの1周年記念公演だという事もあって、LEDパネルに表示されるゲームの背景や、2曲の例外を除いてスターライトステージ実装曲で揃えたセットリストなど、ゲームの再現に重きを置いた演出が面白かったです。特に、キャラクターの等身大モデルがバックダンサーのような扱いでパネルに映し出されたのは結構なインパクトがありました。

以下twitterに流すのもあれかなーという感じだった箇条書き感想です。

  • 白坂小梅ちゃん役の桜咲千依さん、バカリズムに似ている。
  • 牧野由依さんがなんかすごかった。キャラクターと演者を重ねて見るのそんなに好きじゃないんだけど、佐久間が憑依している!みたいな感じがあった。
  • 1日目の純愛ミッドナイト伝説の途中でシークレットゲストとして安野希世乃さん地面から生えてきた。フルメンバー揃ったミッドナイト伝説もそのまま5人で歌ったRockin' Emotionもすごく良かった。
  • 1日目を踏まえると2日目も誰か来るんだろうなーと思ったらニュージェネの2人で、「居る事が普通だから全然スペシャル感がない!!」って思ったけどまあ盛り上がりますよね。
  • 背景で踊るキャラクター、担当声優がいない故に埋もれがちなキャラクターも選出されてて良かった。2日目あんずのうたのオタク3人組(三好・荒木・大西)とか。大西がライブでスポットを浴びる日が来るとは…!
  • 1年半くらい前まで大橋彩香さんの顔を見ると「災いの前兆…」みたいなことを思っていたのですけど、最近の大橋さんはなんかライブで泣いたりするのでそういう感じでもなくなってきました。
  • ユーザー投票で歌唱者を決めるって企画で両日とも1位に選ばれた人が感極まってて、感動的だなと思うと同時にシンデレラガールズ総選挙が演者に要らんプレッシャーを与えている!邪悪!と思った。

でっかい夏のでっかいシリーズ

皆さんは夏のイベントと言われて何を思い浮かべますか?スイカ泥棒ですか?
僕が小学校2年生の時に同級生3人がスイカ泥棒をして学級会で吊し上げられるという事件があったのですが、畑から作物を盗んで食べるというプリミティブすぎる行為に「未開人かよ」みたいな事を思ってしまい、その後彼らの事は「スイカ泥棒でおなじみの○○くん」とタグ付けされてしまいました。フェイスブックで名前見かけたときも、「お!スイカ泥棒!」って十数年ぶりの再会に嬉しくなってしまいました。

昨日は夢の島公園陸上競技場で開催されたワールドハピネス2016に行ってきました。毎年、「最低限夏っぽいことをしておきたい!」みたいな感じでいくつかのフェスに行っているのですが今年はこれだけです。
陸上競技場なので屋根はもちろん日陰もなく、晴れてもヘル雨が降ってもヘルみたいな感じなんですが曇天で涼しく割といい感じの過ごしやすい気候でした(最後のMETAFIVEの時それなりの雨降ってたけど)。この会場でやるのは今年で最後って話なので来年からは屋内でやってくれると安心ですね。

いちばんエキサイティングだったアクトは、近くにいた親子連れの母親(たぶん)と娘の相撲でした。わりと心配になるくらいに娘が地面に打ち付けられているので、相撲はいいけど別の場所でやってほしい…子供が足元に倒れ込んでくるの怖い…とか思ってたら鉄柵に思いっきり頭ぶつけてた。(ここからフィクションです)子供はしにました。

古い友達が最近どうしてるかな、と思ってインターネットで調べたら5年前に死んでたよという話です。

2000年台の始め頃の自分はインターネットでハロプロオタク日記を書いていて、それきっかけで色んな人と出会った(全員お亡くなりになりましたが…)(こういうジョークがこの件で封じられてしまいました)のだけれど、彼もその中のひとり。
最初に会ったのは2002年の2月で、ハロープロジェクト横浜アリーナ公演の日でした。その晩新宿でやってたドクデス(インターネットで日記書いてる人たちがディージェーをやっていたイベントです。ザ・2002年のインターネット!)にも一緒に行ったんだったかな。
後藤真希モーニング娘。卒業コンサートのチケット確保できた!誰と行こうかな」的な事を日記に書いたら更新した直後に電話がかかってきて(早すぎて笑った)一緒に行くことになって、隣で楽しそうに跳ねている様子を見て「なんかよくわからんけど一緒に来てよかったな」って思ったこととか、近くにいた人が「タンポポの時に折ってください」て言って渡された黄色い光る棒を渡された直後に折る蛮勇を見せてくれたことなんかは、アイムくんがそのコンサートのチケットでヤフオク詐欺にあったおもしろエピソードと並んで鮮明な記憶になっています。
彼が関東にいたのはほんの1年足らずの事で、その後は彼も含めた数人の波長の合う人たち(全員死にましたが…)と毎晩MSNメッセンジャーで何も中身が無い話をするのが主な交流手段となっていました。mixiなんかを見るとメッセンジャーの会話の断片が貼られているのだけれど、びっくりするほど中身がない。
2005年の2月に京都でやったイベント(詳しくはこの辺 http://blog.livedoor.jp/ojiichansinanaide/archives/1108180.html)が終わった後かな、メッセンジャーにログインされなくなってきて、mixiだったり携帯メールだったり連絡手段がどんどん無くなっていって、フェードアウトしていくような感じで彼とは連絡が取れなくなってしまいました。
その後はふと思い出して「今なにやってるのかなー」「ガンダムSEEDの話すげーしてたよね」みたいな感じで定期的に思い出してはtwitterとかFacebookなんかを検索してみたりするのだけど毎回いくら探しても出てこなくて、普段なら見つからないなーで終わってしまうのに、ふと彼の大学時代からの友達が今もブログをやっていることを思い出して"大学"や"友人"というワードで調べてみたら「友人が死亡しました」という2010年の記事が。居住地も実家の家業もその他諸々完全一致。

5年前!5年ですよ5年。訃報をリアルタイムで知っていれば普通に何らかの手段でお悔み申し上げて心の整理はつけられると思うんだけど、5年も経っているとどうしていいのか分からない。この5年の間の自分のツイート確認したら「元気にしているだろうか」とか、あろうことか「生きてるのかな…」とか言ってんの。生きてないっつーの。
みんなの昔の日記とかを掘り起こして「結構仲良かったよなー」とか「無理やりにでも連絡とるべきだったのかなー」とか思いつつも全然整理がついてないので4年ぶりにブログを更新しましたとさ。