古い友達が最近どうしてるかな、と思ってインターネットで調べたら5年前に死んでたよという話です。

2000年台の始め頃の自分はインターネットでハロプロオタク日記を書いていて、それきっかけで色んな人と出会った(全員お亡くなりになりましたが…)(こういうジョークがこの件で封じられてしまいました)のだけれど、彼もその中のひとり。
最初に会ったのは2002年の2月で、ハロープロジェクト横浜アリーナ公演の日でした。その晩新宿でやってたドクデス(インターネットで日記書いてる人たちがディージェーをやっていたイベントです。ザ・2002年のインターネット!)にも一緒に行ったんだったかな。
後藤真希モーニング娘。卒業コンサートのチケット確保できた!誰と行こうかな」的な事を日記に書いたら更新した直後に電話がかかってきて(早すぎて笑った)一緒に行くことになって、隣で楽しそうに跳ねている様子を見て「なんかよくわからんけど一緒に来てよかったな」って思ったこととか、近くにいた人が「タンポポの時に折ってください」て言って渡された黄色い光る棒を渡された直後に折る蛮勇を見せてくれたことなんかは、アイムくんがそのコンサートのチケットでヤフオク詐欺にあったおもしろエピソードと並んで鮮明な記憶になっています。
彼が関東にいたのはほんの1年足らずの事で、その後は彼も含めた数人の波長の合う人たち(全員死にましたが…)と毎晩MSNメッセンジャーで何も中身が無い話をするのが主な交流手段となっていました。mixiなんかを見るとメッセンジャーの会話の断片が貼られているのだけれど、びっくりするほど中身がない。
2005年の2月に京都でやったイベント(詳しくはこの辺 http://blog.livedoor.jp/ojiichansinanaide/archives/1108180.html)が終わった後かな、メッセンジャーにログインされなくなってきて、mixiだったり携帯メールだったり連絡手段がどんどん無くなっていって、フェードアウトしていくような感じで彼とは連絡が取れなくなってしまいました。
その後はふと思い出して「今なにやってるのかなー」「ガンダムSEEDの話すげーしてたよね」みたいな感じで定期的に思い出してはtwitterとかFacebookなんかを検索してみたりするのだけど毎回いくら探しても出てこなくて、普段なら見つからないなーで終わってしまうのに、ふと彼の大学時代からの友達が今もブログをやっていることを思い出して"大学"や"友人"というワードで調べてみたら「友人が死亡しました」という2010年の記事が。居住地も実家の家業もその他諸々完全一致。

5年前!5年ですよ5年。訃報をリアルタイムで知っていれば普通に何らかの手段でお悔み申し上げて心の整理はつけられると思うんだけど、5年も経っているとどうしていいのか分からない。この5年の間の自分のツイート確認したら「元気にしているだろうか」とか、あろうことか「生きてるのかな…」とか言ってんの。生きてないっつーの。
みんなの昔の日記とかを掘り起こして「結構仲良かったよなー」とか「無理やりにでも連絡とるべきだったのかなー」とか思いつつも全然整理がついてないので4年ぶりにブログを更新しましたとさ。