いつでも僕の舌はいつも

7月11日に富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された櫻坂46と日向坂46の合同ライブを見に行きました。(このライブのこともちゃんと書いておきたい気持ちはある)

この日、特に何も考えずにCorneliusの1stである「THE FIRST QUESTION AWARD」のロゴの入ったTシャツを着ていたのだけれど、終演後会場を出る時に後ろを歩いていた2人組の話している「天才だと思うけど」「いじめ」みたいなワードが聞こえてきて、「ああ、例の記事の話をしているな、一生言われ続けていくんだろう」みたいな事を考えたのでした。

 

その3日後。オリンピックの開会式のクリエイティブチームが発表され、その中には小山田圭吾の名前もありました。ラーメンズやら小山田やら、サブカル崩れの中年が困っちゃうような面子だなーと思っていたらあっという間に大炎上。

 

コーネリアスの話

小山田圭吾というかフリッパーズ・ギターを知ったのは解散直後の電気グルーヴのオールナイトニッポンの「フリッパーズ解散したなー」みたいなフリートーク。その後PERFECT RAINBOWがウゴウゴルーガ2号のエンディングになったのがきっかけでCDを買うようになった。

ロッキンオンジャパンクイックジャパンは(ほぼ立ち読みで
)読んでいたので件のインタビューもリアルタイムで読んでいたとは思うのだけれど、2000年代になって掘り返されるまですっかり忘れてたので特に何も思わなかったのだろうと思う。小山田のパーソナリティに大して興味がなかったのと、自分自身が幸いにもいじめの当事者でもなかったから。

後に掘り返されたインタビューを読んだ時には当然ひどいものだな、と思ったけれどその頃のコーネリアスはメディアにもあまり顔を出さなくなっていたし、作る曲も人間味をあまり感じさせない作風になっていたので音楽を聴く際のノイズにはならなかった。

 
いじめの話 

幸いいじめの当事者でもなかったと書いたけれども、過去のことを振り返ってみるとあれはニアリーいじめだったのでは?と思う事はいくつかあって、例えば小学校低〜中学年の頃に、数年にわたって特定個人に暴力を伴う嫌がらせを受け続けていた。運悪くそいつとはずっと同じクラスで、親には何も言えず教師には何度か言ったが軽くあしらわれてしまっていた。小学生時代の自分は「本ばかり読んでいる良い子」みたいな感じだったので、相手もこいつだったら反撃してこないと踏んでいたんだと思う。

最終的に蓄積した怒りのピークに達した自分が反撃(この瞬間だけは鮮明に覚えている。膝蹴りだった)し、1発で相手が泣いた事で「こいつを恐れる必要はないんだな」と学習してプチ地獄みたいな日々は終わった。

ここまでだとギリギリいい話で終われそうなんだけど、自分が「クラスで一番勉強ができる奴」で相手が「一番勉強のできない奴」だったから復習とばかりにその後そいつのことをめちゃくちゃ馬鹿にするようになったんだよね。30年ぶりくらいにこの話振り返ってみたけど人格形成にものすごく悪影響を及ぼしているエピソードな気がするな……

 

 正解がわからんという話

オリンピックパラリンピックの仕事から降りるのはまあ当然だろうけど、担当番組が休止(このままいけば打ち切りだろう)だったりするのが妥当なのか全然わからん。

あとコーネリアスのファンであることを急に反省しだして「自分にも責任がある」みたいなことを言い出す奴のことも全然わからん。まあ大した責任もないのに過剰に反省するのってかなり気持ちの良いことなのだろう。

作品に罪はあるのか?という話については罪はない、で良いと思う。「この曲は弱者を殴った音をサンプリングしてパーカッションとして使っています!」とか「この曲で得た収益を使って弱者を効果的に痛めつける装置を開発します!」とか言っていない限りは。

正解が分からずにしばらくは嫌な雰囲気が残ったままで、そしてTHE FIRST QUESTION AWARDのTシャツを着て出かける事は今後ないだろうな、と思う。